【びわ湖一周(ビワイチ) 2019.8.13(火)】

お盆期間中に3名で『びわ湖一周(ビワイチ)』を行いました。

台風10号が接近しかけていたので、8/13~8/15予定 ⇒ 8/12~8/14に急遽1日前倒しして行ってきました。
結果として台風の影響は受けずに無事終えることができました。

※はじめに ビワイチに適した季節は?

気温・天候・風などを考えると、春から初夏(特に5月)と秋でしょう。
夏休みにチャレンジしようという人は多いのですが、炎天下の長時間走行は熱中症の危険が高く、十分な対策と注意が必要です。
 冬は湖北に積雪があり、自転車の走行は難しくなります。

公式ページにはこのような記載がありますので、夏に走るととんでもない暑さが待ち構えています。
我々は十分に水分補給・休憩を入れながら走破しましたので何事もなく(足は痛めましたが)終えましたが、対策なしだと確実に熱中症に陥る気候でしたので、夏の琵琶湖は控えたほうがいいかもしれません。💦
でも、自分はこのときくらいしか遠出できませんので仕方なし・・・もし行かれる方は十分な準備をお忘れなく。(^-^;

平均気温  31.3 °C
高度上昇  488 m
乗車時間 12:44:49(休憩含む)
距離  189.64 km
消費カロリー  5,082 C


 <ライド内容>

12日夜に長野出発 ⇒ 2:30頃に滋賀県長浜へ到着。
とても綺麗な琵琶湖の月夜が出迎えてくれました。


道の駅をお借りし、雑魚寝で5:30起床。
6:00頃にビワイチ長浜スタートです。(彦根より10㎞ほど北あたり。)


琵琶湖走り始めて気づいたことが。 
ブルーラインが引かれているという超親切ロケーション!
ほとんど迷うことなく走行できました。(一部途切れる部分もありましたが。)


スタートして直後にまずはコンビニで朝飯&十分な補給をしていきます。

走り始めて30㎞地点にて撮影。



更に10km先くらいのところで湖に近づいて。





①休憩50㎞地点

更に進んで朝飯以来のコンビニ休憩。

ここで一旦琵琶湖から外れて、牧野というところにある【メタセコイア並木】を観に。

メタセコイア並木について・・・

農業公園マキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線には、延長約2.4kmにわたりメタセコイアが約500本植えられ、遠景となる野坂山地の山々とも調和し、マキノ高原へのアプローチ道として高原らしい景観を形成しています。
この並木は、昭和56年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりですが、組合関係者をはじめとする地域の人々の手により慈しまれ、育まれて、その後さらに県道も協調して植栽され、延長が伸ばされたことから、現在のこの雄大な姿となったものです。
メタセコイアは、中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。
最大樹高が115mにも及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられています。
春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に訪れる人々を魅了します。
平成6年、読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定され、衆目を集めるに至っています。

参考ページ:https://takashima-kanko.jp/spot/2018/06/post_155.html

実際の写真がこちら!


こちらの写真だとあまり分かりづらいので、道路で撮影した写真がこちら。めちゃめちゃ綺麗でした♪


びっくりしたのが、こちらは徹底して並木付近での路上駐停車は一切禁止にしていました。とても安全に配慮された道で感動しました。
ということで、何枚か写真羅列します。



メタセコイア並木をあとに、引き続き琵琶湖周回へ。

次に予定していたのが【針江 生水の郷】。
琵琶湖周回から外れて行ったところ・・・事前の見学予約が必要でした。リサーチ不足。

詳しくは以下記載。

川端かばたは各家庭の台所として今も利用している場所です、プライベートエリア(私有地)を見学して頂きます。 針江地区では見学に来られる方に生水の郷委員会のガイドが付いてゆっくり見学して頂きたいと思っています。
かばたは各家庭の敷地内にあり、ことわりなしに立ち入る事はできませんし、また公道から中を伺い知ることはできない状況です。
生水の郷委員会では各ご家庭の事情も考慮の上、見学の了解を頂いたご家庭のみを、お越し頂いた皆様に案内しています。
ぜひご理解の上、ご協力お願い致します。

参考ページ:http://harie-syozu.jp/guide

一応水車だけは撮影してきました。ここだけ雰囲気がまた違って良いところでした。


流れている水がとても綺麗で冷たかったです。いいところでした。


その後また琵琶湖周回へ。

②休憩72㎞地点

一旦【道の駅 藤樹の里あどがわ】で休憩。サイクルラックにも【ビワイチ】の刻印がありました。(^^♪


 休憩後、続いては【湖中大鳥居】へ。広島の某神社っぽいです。(^^;


ボートでブインブイン走ってました。


記念撮影も。


 ほんとは白髭神社もあったんですが、時間も考えて鳥居見て次へ。

③休憩100㎞地点

琵琶湖大橋手前で一旦休憩。
時間的に気温的にもこのあたりが一番きつかったです。💦
十分な補給をしました。ICEBOX + コーラが最高においしかった記憶が♪

 琵琶湖大橋を渡れば40kmほどコース短縮なんですが、それじゃ飽き足らない我らだったのであえて外周コースへ行きます。(笑)

続いて大津にIN。

走っていて大津が一番大変でした。
というのも街中を走るイメージでして・・・走る環境としてしんどかったです。💦
歩道を走れるときはなるべく歩道(自転車もOKなところ)に入りつつ、大津をぬけました。写真は特になし。(;^ω^)

④休憩124㎞地点

矢橋帰帆で名物のブラックバス天丼なるものを食べに。
ブラックバスは臭いイメージがありますが、腹部の浮き袋の付け根にある厚い脂肪の部分に臭みの元があるといわれ、皮を剥がしてこの脂肪の部分をしっかり取り除けば臭みを取り除くことができるそうです。

と、その前に小休止時に一名パンクのトラブル。
走行前から剥げたタイヤを付けてたので、案の定パンクです。💦
前に点検時に忠告しておいたのですが・・・もう少し、強く言うようにします。(;^_^A

そしてこのあたりから筆者が右ふくらはぎが痛み始める事態に・・・。(左はなんともなし。)
ペダルを踏みこまなくても痛い、歩いても痛い、要するに何しても痛く、どうしようもなかったです。
ひとまずストレッチだけはやっておきました。トラブルって連続して起きるものなんですかね。(;^ω^)

パンク修理と小休止を終え、矢橋帰帆の琵琶湖博物館でブラックバス天丼を。

と思ったら先ほどのパンクが再発。タイヤごと変えないといけない事態に・・・。
仕方ないので私たち2名はブラックバス天丼、1名は某自転車屋さんでタイヤ交換に行きました。💦

ということで、ブラックバス天丼をいただいたところがこちらの琵琶湖博物館にある【にほのうみ】。


メニューはこちら。


定番と思われる【湖の幸天丼】をいただきました。


ブラックバスはこんな感じ。始めて食べましたが、タラに近いかな?タラにもっと食感が加わった感じで臭みもなく、おいしかったです♪


さて、タイヤ修理の人とは戻ってきてもらうのも大変なので、琵琶湖大橋付近で合流ということに。

途中で琵琶湖大橋を撮影。
でかい橋ですが琵琶湖を渡す橋はこの橋と南の近江大橋くらいなもので、琵琶湖周辺に住んでる方は大変なんだな・・・と実感。


⑤休憩141㎞地点

タイヤ交換の人とは琵琶湖大橋付近のコンビニで合流。
これで再度ゴールまで目指し、いざ残り50km!
しかし、わたしの脚も痛さは増すばかり・・・惰性で走りました。(´;ω;`)


⑥休憩160㎞地点

最後のコンビニ休憩。あと30km!
わたしの脚はとうに限界突破してました。(笑)
痛い脚の中、ゴールに向けてひたすら走る走る・・・。

そして感動のゴール手前の彦根で綺麗な夕日!

残り10kmでしたが、あえてここでみんなを停めて夕日をバックに撮影タイム♪



個人的にこの写真がベストショット♪
スマホを自撮りモードで丁度良い場所に置いて、セルフタイマーで撮りました。逆光で誰が誰なんだ状態ですけど。(笑)


そして大体18:30くらい?に無事ゴール!!!感無量でございます。( ノД`)

休憩含んだ乗車時間 12:44:49・・・長い長い一周でした。

脚の痛さは翌々日まで響きましたが、今現在、無事に治りましたとさ。(^^;


<総評>

色々と小さい問題はありましたが、無事に琵琶湖一周を終えることができました。

琵琶湖一周で個人的に印象的だったのは【メタセコイア並木】でした。
え、琵琶湖じゃないの?と思いますが琵琶湖自体は行けば周回中にいつでも見れますので・・・。(;^ω^)
このメタセコイア並木は是非とも立ち寄っていただきたいです。👍
立ち寄るといったのは、あえてコースを外さないと観に行けないためです。
多少の手間はかかりますが、本当におススメです。気温も心なしか涼しかったですし。
惜しむべくは【針江 生水の郷】。事前に見学予約が必要なので、もし行かれる方は要注意。

そして夏の琵琶湖は超過酷でした、というのが簡単な感想。(^^;
過去に佐渡ロングライド210㎞も何度か出ていますが、佐渡より獲得標高は大したことない(佐渡は獲得標高1800m、琵琶湖は480m)ですが、それ以上に暑さでかなりきつかったです。
でもやはり佐渡のほうが厳しいか・・・といった感じ。佐渡は山越えありますからね。(^^;
加えて佐渡は5月に走りましたから・・・気候って大事です。
ちなみに筆者は日焼け対策にアーム・レッグカバーしていきました。
してなかったら今頃真っ黒に焼けてたかも。
惜しむべくは、顔と首回りまで手が回らなかったので、首回り真っ赤、鼻の頭は一皮むけました。(笑)日焼け止めクリーム、いつも忘れます。💦

休憩は朝ごはんを入れて7回休憩してました。
約27kmに1回、1時間に1回の休憩ペースでした。でないと、ほんと倒れます多分。(;^ω^)
無理に走らず適度な休憩・・・大事ですね。

筆者が脚を痛めてしまいましたが、痛みが来てしまったのは暑さのせいなのかな・・・と思いつつ、ちょっと自分のペダリングとポジションを一度見直しをする良い機会になりました。
ペダリング・・・蟹股になりがち = ふくらはぎに集中して負担がかかる。なるべく蟹股にならないよう意識して踏んでみます。
ポジション・・・サドル低めな感じ。もちょっと上げようかな。おけつも痛くなる感じですし、蟹股にもなりやすいでしょうし・・・。

走破前から剥げたタイヤをつけて、予測通り途中でパンク(というかタイヤ破損)した彼には十分言っておきます・・・。(苦笑)
いざというときに今後予備タイヤ持ち歩くのもありなのかな・・と思ってしまいました。(^^;

最後にGARMINを長持ちさせる方法を大発見!
いたって単純で【バックライト設定を100% ⇒ 0%】にしただけで13時間越えてもバッテリー切れなし!
日中にバックライトいらんですもんね。(^^;
ご参考までに。

<おまけ 彦根城観光>

キャンプで寝泊まりして次の日、滋賀彦根観光で彦根城へ。

彦根城って結構急な坂道を登るんですね・・・こんな階段を3~4つほど登りました。(^^;

天秤櫓 (てんびんやぐら)

表門から坂を上がって行くと廊下橋(非常時には落とし橋となる)が見えます。
この橋を中央として左右対称に建てられているのが天秤櫓です。まるで天秤のような形をしているところから天秤櫓と呼ばれています。
日本の城郭でこの形式のものは彦根城だけです。
また、橋は鐘の丸から渡され、廊下橋と名が残っています。今は架け橋ですが、往時は両側に壁があり屋根のある橋でした。中の人の動きが外からは見えないようにしてあったといわれています。



天守 (てんしゅ)

国宝彦根城天守は北西に附櫓(つけやぐら)が、さらに長い多聞櫓が連なります。また、破風は変化の妙に富んでいます。天守一層目の軒に並ぶ八つの「へ」の字形の切妻破風は、それぞれの大きさと奥行きに変化をもたせ、二層目は、南北を切妻破風、東西を入母屋破風とし、南北にが唐破風が設けられています。この切妻破風、入母屋破風、唐破風を組み合わせた類い希な美しさは見逃せません。 彦根城の天守は、長方形(梁行に対して桁行が長い)で、表門から登ると目に入る東の面や、琵琶湖側から望む西の面は、そそり立ち端正な佇まいを見せます。逆に南、北の面はどっしりと幅が広く安定した面もちです。また、一層目は、大壁の下に下見板が取り付けられ、窓は突き上げ戸になっています。


ひこにゃんと。


ひこにゃんは時間で登場するようです。残念ながら時間合わず会えませんでした。(上の写真は人形ではなく、ボードです。💦)


 天守からの情景。なお天守場内はめちゃくちゃ暑かったです。💦






観光は以上です。

最後の最後に・・・滋賀県ではサバが有名で、焼きサバ寿司をいただきました。
はい、とてもおいしかったです♪


海ないのになぜサバ?と思って調べました。

その昔、「鯖街道」と呼ばれた日本海でとれた鯖を小浜からびわ湖西岸を通り京都へ運ぶ道があります。長浜へも鯖街道の支流が延び、敦賀・木之本の「北国街道」を通り、長浜へも鯖が運ばれました。
鯖は鮮度落ちが早いため、海から引き上げられるとすぐに濃い塩で〆られ、道中ほどよい塩加減で長浜にやってきたと聞きます。

詳しくは下記リンク先参照。
http://naga-labo.org/daily/%E7%90%B5%E7%90%B6%E6%B9%96%E3%81%AB%E9%AF%96%EF%BC%9F/

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