【研修 乗り方指導実技】

昨日に東京で乗り方指導実技の研修を行いました。

講師の方は自転車専門誌サイクルスポーツの編集に長年携わっていたのち、サイクリングを中心とするスポーツ普及活動をされている『松本 敦』様に講義をしていただきました。

午前中は座学。
独自で行われているスクールの例を中心に講義を受けました。

初めて自転車に乗る人へどのような配慮が必要か、とても勉強になりました。

詳しい内容は省略しますが、大事なことは『失敗してもその人を笑わないこと(笑われて傷つく子もいる。)』『うまくできたら褒めてあげること。』ということです。
子供に限らず、すべてにおいて言える大事なことなんだな・・・ととても勉強になりました。

冊子はこちらのほうになります。



午後に実習。近くの公園を利用しての実習となります。自転車を降ろしてペダルをつけスタート。


スタート前に公園内が台風の影響で落ち枝だらけ・・・かるく清掃をしてからのスタートです。

実技内容は『直線スラローム』。今まで経験がなかったですがやってみると結構難しい・・・。
2回やってから講師の方からとあるアドバイスをいただき、再度実践してみると最終的に3秒ほどタイムが縮まりました。


この実習で思ったのがこういった簡単な実技でも、タイムを縮めることで技術上達を簡単に実感することができるのか、という驚き。
大人だけでなく子供さんにもこのような実技をされているそうです。(今回の実技はあくまで一例。他にもボトルの受け取り方、ブレーキのかけ方などの講義を行っているそうです。)



続いての講義はタンデム。実は筆者は初めての経験。

何故目をつむっているかというと・・・タンデムは盲目の方などが乗る機会があるそうで、実際に盲目の人の身になって乗車から走行を体験しました。

手をとって肩を持ち、ペダル・サドルがここにあることを教え、サドルに乗車・・・いざやってみるととても大変でした。


こちらが乗車の様子。
いざ乗ってみるとハンドル操作がとても難しい。💦ふらふらしちゃうんですよね・・・。
そして逆に後ろに乗ってみると完全にハンドルを前の人に委ねるしかなく、目をつむったまま乗っているととても怖い・・・。(^^;とてもいい経験をさせていただきました。



最後に。

改めて講義を受けると、自転車がどのように動くのか?というのがなんとなく分かっていても『本当の自転車の性質』ということが分かりました。

自転車の性質を知る = 乗り方も上手になりますし、苦手なところが分かるとコーナリングが上達したりと、改めて基礎というものが大事であることが実感できました。

 
事故防止のためにこうした講習会を開きたいとは思いましたが・・・実現するかは別として、今後検討したいと思います。



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