【伊豆大島ライド 2023.5.5(金)】

 GWでの旅行計画『伊豆大島』へ。天気に恵まれましたが風に泣かされました。

距離  51.18  km
平均気温 26.0 °C
高度上昇 963.0  m
経過時間 4:41:09(休憩含む)
消費カロリー 1,663 C



 <はじめに 旅行概要>


伊豆大島へ行くには東海汽船による船移動となります。

行き:竹芝 ⇒ 朝7:45発 ~ 10:00頃着
帰り:伊豆大島 ⇒ 16:45発 ~ 18:00頃着

●事前準備

船・宿の手配。

船は事前予約必須。
1週間前までならキャンセル料¥500。それ以降は日にちによってキャンセル料は
。正直ちと厳しい。。。💦
船は輪行必須のため輪行袋等の用品を用意。(別料金片道¥1,000。)

伊豆大島の見どころ調査。(グルメ・見どころスポット・地名 等)
事前調査で見たかったポイントは泉津切り通し・筆島・波浮港・裏砂漠(入り口だけ)。

●前日

車で東京移動し前泊。(朝早いので直接移動は日程的に厳しいと思い。)
長野市から車で約4時間ほど。
筆者は車でしたが、同行者は長野市~東京まで自転車自走。(約250㎞)すげえです。😂


●当日

朝7:45を目安に竹芝ターミナルへ移動。
10:00頃から伊豆大島一周スタート。(約50㎞行程。)
16:45までに帰りの船『岡田港』へ。
竹芝へ帰ってきたのち、東京 ⇒ 長野へ帰還。

伊豆大島一泊もありですが、今回の工程は弾丸気味。😅

 <ライド内容>


時間に余裕をみたかったので朝6:30頃に竹芝ターミナルへ。

乗船手続きを済ませていざ船旅へ。



出発前の集合写真。


出向前の様子。よく見るとフジテレビのあの球体が観えます。


いざ出航!乗船中はシートベルト着用必須。約2時間の船旅スタートです。

出発してすぐにレインボーブリッジ登場。上は通ったことありますが、下をくぐるのは初めてです。


今回乗船したのは『ジェット船』。

アメリカの航空機メーカーが開発した船で、ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から揚力(浮き上がる力)を得て飛ぶ「海のジェット機」です。
参考 ⇒ https://www.tokaikisen.co.jp/ourship/jetship/

筆者は初めて乗りましたが、めっちゃ速い!(時速約80km)筆者が経験している船は通常船のみのため度肝抜かれました。
どれくらい速いかを動画に収めました。あっという間に沖まで出ちゃいました。


2時間ほどの乗船を終え、『岡田港』に10時ごろ到着。

輪行を解除して、いざ出発!岡田港から時計周り(右回り)に走ります。



●第1ポイント 岡田港 ~ 泉津切り通し


筆者が個人的に一番観たかった切り通しがしょっぱなに登場。

2本の巨木の太い根ががっちりと大地を掴み、力強く空高く伸びる幹。まるで意志を持ったかのように縦横無尽に成長を続ける姿に圧倒されます。周囲を苔が覆い独特な景観をつくり出しています。参考 ⇒ https://oshima-navi.com/senzu/index.html

説明にある通り、本当に神秘的な感じのするスポットでした。


自転車と一緒に。


間近で撮影。なかなか観たことがない風景です。


筆者は奥まで行きませんでしたが、同行者が奥まで行ったので軽く動画紹介。行った先は行き止まりだそうです。😅


切り通しのある道の様子。



●第2ポイント 椿資料館


泉津から少し進んだ先にある椿資料館へ。


テラスの様子。


いやはや、絶景です♪


椿資料館の様子。椿の花ってこんなに種類あったんですね・・・まさかの種類の多さに衝撃。


伊豆大島の降水量は本土の2倍、水はけの良い地形が椿に適している環境だそうです。一つ勉強になりました。





●第3ポイント 裏砂漠


日本国内で存在する唯一の砂漠が『裏砂漠』だそうです。(鳥取や静岡は砂丘。)

残念ながら未舗装かつ車両乗り入れ禁止なので入り口のみ。何やら独特な雰囲気のスポットでした。


裏砂漠の説明。裏砂漠の頂上へ行くには歩いていくしかないそうです。いつかは行ってみたいですね、頂上。

伊豆大島のほぼ中央になだらかにそびえる”御神火”こと”三原山”。
その東側一帯には地表を黒い火山岩(スコリア)で覆われた「裏砂漠」が広がっています。

伊豆大島は富士箱根伊豆国立公園に属し、「裏砂漠」周辺は特別保護地区として車両の乗り入れが禁止されており、自然環境や生態系が十分に保護された地区となっています。
参考 https://oshima-navi.com/urasabaku/




●第4ポイント 筆島・波浮港


裏砂漠まではひたすら登り、ここから先がようやく下りになります。
10kmほどひたすら登り、勾配8~10%の箇所が多かったので、正直初心者には厳しいのでは・・・とここまでの所感。😅

筆島の手前の景色。本当に好天に恵まれました♪


筆島。
ここの下り中に横風が凄すぎてハンドルが取られそうになりました。💦
下り坂で風でハンドル取られそうになったのは初めて・・・めっちゃ怖かったです。
この日は風速約8mだったようです。


数十万年前に出来たものが長い月をかけ太平洋の荒波に削られ、現在このような不思議な形になりました。
そしてまた、荒波に耐える姿から別名「神の宿る岩」とも言われています。ちなみに筆島という名前はその通り、筆の穂先の様に見えるためだそうです♪
参考 https://oshima-navi.com/island_life/article01.html


筆島先の波浮港見晴台。


めっちゃ綺麗です波浮港。


見晴台から下り、波浮港周辺を散策。
島の南部にある波浮港は島の中でもノスタルジックな風情ある漁港で、ゆっくり散策してみたくなるエリアです。
参考 https://oshima-navi.com/habu_port/index.html

事前にお聞きしていた『鵜飼商店』へ。


こちらの揚げ物が有名とのことで立ち寄ってみました。
しかしGWということもあり、揚げるのに30分ほど待つとのことで・・・今回は断念しました。残念。😖


時間は12時になりそうだったので、ここで少し補給。


波浮港周辺の様子。





●第5ポイント 地層切断面


波浮港から先はすっごいゆったりコースになりました。
伊豆大島は岡田港~波浮港がネックのようです。😅(右回りの場合。)

ここもとても観たかったスポットの一つ。

島の南西部、沿岸を行く大島一周道路を走っていると、ひときわ目を引く見事な地層の縞模様が突如あらわれます。高さ約24メートル、長さ630メートルの圧倒的スケールの地層の断面が私たちに驚きと感動を与えてくれます。

こちらは「地層切断面」と呼ばれ、昭和28年の大島一周道路の建設工事中に偶然発見されたものです。
参考 https://oshima-navi.com/geopark/stratum.html

事前調査ではそんなに長くないだろう、と思っていたら数百メートルこの断層が続いていて衝撃的でした。すごい迫力です。


こういった断層風景は初めて観ます。自転車と一緒に撮影。







●第6ポイント 元町港


地層切断面からはひたすら下り基調。とても快適なコースでした。
しかし逆から走ってくる方々が苦労して登ってました。💦
レンタルの方が多いのか、クロスバイクやママチャリが多かった印象。正直きついのでは・・・と思ってしまいました。
レンタルの場合、個人的にはアシスト車推奨。

ということで元町港。


めっちゃでっかいイラストが描かれた壁画。よく見ると伊豆大島の形が描かれています。
ここが「伊豆大島に来た!」感ありました♪


きっちり記念撮影。めっちゃいい絵が撮れました♪


海をバックに一枚。📷


時間は13:30。残り10kmほどで登りもないとのことだったので、ここでおみやげタイム。しこたま買いました。(笑)

伊豆大島名産は明日葉(明日生えるというくらい繁殖力強い山菜)・椿オイル・牛乳せんべい・ゴジラ関連。

昭和59年公開の、ゴジラシリーズの第16作となる映画『ゴジラ』のラストシーンは、三原山火口に落ちるゴジラ。17作『ゴジラvsビオランテ』は三原山から復活、ということで伊豆大島・三原山火口は「ゴジラの聖地」にもなっているのです。
というお話をここのお土産屋の店主さんより教えていただきました。

他にも伊豆大島名産についてとても親切にいろいろ教えていただきました。ありがとうございました。😄


ついでに食べ物休憩。レインボーアイスをいただきました。


たこ焼きも。





●第7ポイント 野田浜バディーズ・ベル


元町港から数キロ先に佇む野田浜のベル。

ダイバーの死を悼び、海の平穏と人々の幸せを願って建造されたものだそうです。
参考 http://internetman.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-3e65.html


鐘のテーマは「信頼の輪」。 😄




●岡田港ゴール 


15:00頃に岡田港に戻りました。

16:45出航なので大分時間に余裕をもってゴールできました。
輪行のこともあるので時間に余裕は持ちたいところだったので、うまいこといった感じです。

輪行後、時間に余裕あったので周辺散策。クレープをいただきました。

あまり名産品を食べられなかったので明日葉クレープをチョイス。


なんとなく笹のような風味のする明日葉。ごちそうさまでした。😋


乗船まで時間があるのでマッタリ過ごします。


待っている間、他の船が来ていたので撮影。やはりジェット船は速い・・・!



16:30頃、乗る船が到着。名残惜しいですが東京へ向けて帰還です。
乗船後、手を振って送迎しているご家族がとても印象的でした。子供はお別れが名残惜しいのか走って追いかけて・・・なんかキュンとしちゃいました。😢


18:30頃に竹芝ターミナル着。

東京を出発して高速道路を経由し、0時頃に長野市着。

2日日間の長旅、無事に終了です。



<総評>


久しぶりに旅行計画を行ったライド。(がっつり計画したのは本当にコロナ以前の琵琶湖一周以来?)

1週間前は☔予報で大丈夫かとハラハラしていましたが、のちに天気が回復して当日は☀に♪
本当に天候に恵まれて良かったです。

今回の旅行もすごく印象的な旅行となりました♪

伊豆大島までのアクセスはどうしても船便が必要となるため、きっちり時間が取れるときでないとなかなか行けないスポット。
また、船代往復約¥14,000(祝日割のため普段はもうちょっと高め。)に他の交通費・宿泊費とちょいちょいコストもかかります。😅
しかしそれに見合う価値はとてもあるところでした♪

惜しむべくはあまりグルメできなかったところでしょうか。
連休中なので事前予約が必要だったり、なかなか段取りが難しい感じ。
グルメ以前に島内にはコンビニがないので、事前に補給食は必須。(筆者はおにぎりを持っていきましたが正解でした。)

伊豆大島一周のコースは中級~上級者向けという印象。
ざっくり10kmは登り区間があり、終わってみれば50km走って獲得標高約1,000mと、全体的にクライム区間があったような印象。さらに強風による逆風。
初心者でもOK、というふれこみには注意したほうがいいかもです。😅
(道中でママチャリに乗った方を数人見かけましたが、大丈夫かな・・と心配になっちゃいました。💦)

見どころスポットをまとめると、泉津切り通し・椿資料館・裏砂漠・筆島・波浮港・地層切断面・元町港・野田浜バディーズ・ベル。
終わって気づきましたがかなり見どころが多いので、伊豆大島一周はがっつり楽しめます♪

また機会があれば行きたいなと思いますが、せっかく行くならキャンプ伯したいですね。
その場合、食材調達や輪行がネックになりそう。

東京宝島11のうち1つの島だったので、他の諸島も行ってみたいです。

参考 https://www.t-treasureislands.metro.tokyo.lg.jp/

同じ名称の『伊豆半島』もいずれ走ってみたいですね。😄







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