【真のレトロ自転車②(丸石自転車 ATLAS) タイヤ交換】

今回は『丸石自転車 ATLAS』 。丸石自転車のアトラス号と呼ばれ、年式は1970年代頃だそうです・・・実に50年ほど前?!😲 

お持ちいただいた状態がかなり綺麗でした。半分屋内にしまわれていたそうです。

フロントフェンダーにカンガルーさんがしっかりと鎮座しております。取れずに残っているので、本当に状態が良いです。

今回もメーカーについて調べてみました。

丸石自転車は・・・変遷がすごいです。

2004年に事実上倒産 ⇒ 製造子会社の滋賀丸石自転車が自転車事業を譲り受け社名を「丸石サイクル(旧)」に変更。 ⇒ 2006年に「丸石サイクル(旧)」が自転車事業を営業譲渡した上で、社名を福島丸石自転車から「丸石サイクル(新)」に変更しました。

参考 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E7%9F%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB

とうわけで、以前の『山口自転車工場』と同じく、今回もタイヤ交換のレストアです。

前回記事  https://cycletod.blogspot.com/2021/07/blog-post_31.html

 入荷したBEタイヤがこちら。

取り出した状態がこちら!広げるとびろーんとでかいです。(笑)

毎度おなじみ、交換下準備のビニールヒモで巻き巻き作業。交換の大半がここで時間を要してます。😅

今回はタイヤをスムーズにはめるため、ビートワックスを使ってみました。タイヤの裏側にひと塗りするだけで大分簡単にはまりました!一つお勉強になりました。( ..)φ

タイヤ交換後、全体的に埃だらけだったので簡単に磨きましたが、めちゃくちゃ状態がいいではありませんか!ほとんど傷なしでピカピカ♪

ご購入いただいていたのは城山で営業されていた『城山和田自転車』。話によると20年くらい前まで営業されていたそうです。

チェーンケースに大きく『ATLAS』の文字。

リアフェンダーの反射板。まわりは錆びてますが、まだまだ生きています。

ハンドル側。どうしても錆びは錆び落としでじっくりと時間をかけて綺麗にしていただかないとですね。ロッドブレーキなどの駆動部分はオイルを挿して動きを復活させました。

サドルも交換いただき、仕上がりがこちら。本当に美しいですね♪今後も大事にご乗車いただきたいです。🚲

 

コメント

  1. 本当にありがとうございました!大切に乗り継いで行きます!

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    1. こちらこそ、ありがとうございました。😄
      お困りの際はお気軽にご相談くださいませ。

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