【白川郷 聖地巡礼ツーリング 2022.6.8(水)~9(木)】

 岐阜県白川村の白川郷へ足を延ばして『合掌造り鑑賞』&『ひぐらしのなく頃に 聖地巡礼』へ。

キャンプとツーリングを兼ねた旅となりました。記事がちょっと長めになります。

<1日目> 白川郷へ移動 ⇒ ひらせ温泉キャンプサイト にて前泊。

<2日目> ひらせ温泉キャンプサイト起点 ⇒ 白川郷『合掌造り集落』を自転車で往復。(距離35km、獲得標高400m)



<1日目 移動 + ひらせ温泉キャンプサイト前泊>

 
高速道路を利用して長野~新潟~富山~岐阜を経由し、車で片道約3時間半の長旅となります。お隣の県なのに遠い遠い・・・。😅

※あとで調べたところ、¥2,000ほど帰りの松本ルートのほうが安かったです。💦次回はこちら一択ですね!

 富山の有磯海SAで休憩。

でっかいイカ揚げ丼をいただきました。普段食べているイカと比べて柔らかくおいしかったです♪

富山県~白川郷に抜けるべく、 一般国道の国道156号 を通ります。ここから対面二車線となりました。
※岐阜県・富山県にまたがる山間部は、庄川の谷の斜面を削って道を付けた区間で、かつては道幅が狭く大変危険ないわゆる「酷道」だったため、路線番号にかけて「イチコロ」と揶揄された[1][2]。(Wiki参照)

 

白川郷に到着したのち、合掌造り集落・・・には行かず、更に先の『ひらせ温泉キャンプサイト』へ。(この日は雨予報だったので宿泊に集中。)


入園料 大人500円(中学生以上1人あたり) + オートフリーサイト2000円 = 2,500円とかなりリーズナブルなお値段でした♪

こちらはAサイト。6,500円(区画有・AC電源・BBQコンロ・テーブル付・車輌2台乗入れ可)

こちらの奥がBサイト。5,500円 (区画有・AC電源・車輌1台乗入れ可)

フリーサイトの林間区画。


ぐるっと一周してみた結果、川沿いの景色がよさそうだったので林間区画をチョイス。オートフリーも決められる場所がたくさんあったのでいい感じでした♪(下記マップ参照)

場所を決めて早速設営!ぶっちゃけるとタープの貼り方失敗してます。😣ポール側をもっとテンションかけないと真っ直ぐ張れないようで・・・もっと勉強ですネ。💦


目の前が大きい川という贅沢な場所!


目の前に出れば河原が見えます。


実のところ食材は長野で事前に揃えていきました。😅

現地のスーパーが遠い(車で15分)だったので・・・といいつつ氷を買い忘れたりして結局往復30分かけて買い出ししてきました。😂来る途中にあったコンビニがそうだったとは・・・事前に寄っておけば!要反省。

ということでキャンプらしく焚火を準備♪


富山の有磯海で買ってきたホタルイカの素干し。


炙って食べてたらおいしさ倍増!噛むと中のイカスミ?がぷちゅっと出て旨かったです♪事前に買っておいて大正解♪

風景を満喫すべく、時折川沿いへ。※時折車が通行していたので要注意。😅

夜は定番のごはん & 適当に作ったコンソメスープ。

そして某料理屋さんからレクチャーいただいたレシピによる豪快ステーキ♪


ちょっと味付けが濃い目に・・・でもおいしくいただけました♪

明日の予習でひぐらしのなく頃にをアマプラで視聴しながら就寝。😌


 

<2日目 ひらせ温泉キャンプサイト起点 ~ 白川郷「合掌造り集落」を自転車で往復>

 

  朝は7時頃起床。朝ごはんは晩御飯の残りでさくっと済ませ、いそいそと白川郷に向けて準備。9時半にはチェックアウトし、出発できました。

 ひらせ温泉キャンプサイトの方に駐車場に置くことを了承いただき、いざ白川郷合掌造り(という名の聖地巡礼)ライドへ!(駐車場スペースお借りいただきありがとうございました。😌)

 

 <ライド内容>

距離 36.03 km
平均気温 27.0 °C
高度上昇398 m
経過時間 3:44:27(休憩含む)
消費カロリー1,044 C

※ツーリングにおける新型コロナの注意点
https://cycletod.blogspot.com/2020/04/blog-post_19.html
 

 

 ルートはいたって単純!国道156号を往復するだけです。 

この日の天気は晴れ!前日とは変わり天気に恵まれました♪

道中の川沿いを撮影。白川郷の川って、めちゃでかい!そして綺麗なコバルトブルー。とにかく水が綺麗だな、と風景もめちゃ良く、走っていてとても気持ち良い道でした♪もっと川沿いを撮影しておけばよかった・・・。

 15kmほど走り合掌集落へ。

ここから少し進むと・・・見えてきました合掌集落!この風景を見ただけで、生の合掌造りに感銘を受け感動しました。😭長野でも良く見れそうな風景ですが、全然違いますネ!

まずはざっくり萩町合掌集落をご紹介。

 萩町合掌造り集落、ということで簡単に歴史を記すと『1971年に萩町住民全員を会員とする保存会を発足』。『売らない』『貸さない』『壊さない』の保存原則に掲げて集落景観の保存に努めているとのこと。

1995年12月に『白川郷・五箇山の合掌造り』として日本では6番目の文化遺産として世界遺産登録。

合掌造りならではの注意書きがありました。当然ですが住民が生活している世界遺産地域ではありますが、知らずに無断で入ってしまう方がいるそうで・・・。😅

そしてゴミ持ち帰りのお願い。全体的に本当にゴミ一つ落ちていない、とても綺麗な場所でした。 来ただけで心が洗われます。😌

車でお越しの場合は『新駐車場の共用開始に伴い、従来の集落入り口駐車場への車両の乗り入れは一切できません。』『世界遺産の景観と自然環境を次世代へつなげる「保存協力金」を申し受けます。』とのことで、専用の駐車場のみとなるそうです。(自転車で移動だったので知らず・・・。💦)

 詳しくは下記リンクをご参照ください。

https://suganuma.info/access

いくつか集落の見どころをご紹介。まずは萩公園。(だいたい合掌集落の真ん中あたり。)

合掌造りの休憩所が設けられており、中で休憩できるようになっていました。


こちらは『であい橋』。合掌造りの集落と「せせらぎ公園」の駐車場を結ぶ、全長107mの吊り橋。車でお越しの際はこの橋を渡るようです。(自転車で来てるので当方は利用せず。😅)

よくある田んぼの風景・・・ですが、合掌造りがあるだけで雰囲気が全く異なりますね!本当に癒される良い景色♪

さるぼぼ。茶色は珍しかったので撮影。『今藤商店』というところの限定カラーだそうです。

「さるぼぼ」は、飛騨高山など岐阜県飛騨地方で昔から作られる人形。飛騨弁では、赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」の意味。(Wikiより)

 
なんてことない風景・・・なんですが、とにかくどこもかしこも水がとても綺麗でした!流れる綺麗な水を観るだけでも本当に心が癒されます。ついついいろんなところを撮影したくなる、そんな場所ですね。😊

 


<ひぐらしのなく頃に 聖地巡礼>


これより先はいよいよ『ひぐらしのなく頃に 聖地巡礼』のネタになります。

 わからない方、ごめんなさい。つらつら掲載していきます。😂(アニメしかり、どちらかというとゲーム内の挿絵になった写真になります。元はノベルゲームですので。筆者は原作ノベル派です。)

聖地巡礼にあたり、下記サイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。m(_ _)m リンク先にあるマップでナビに従い、円滑に巡礼できました♪
https://reichenbach54.com/higurashi-seichi/

 なお作品自体はほのぼのしているようで、猟奇的な内容も含まれていますので視聴にはご注意です。😅(特に目明し編は・・・猟奇的ではあるし、非常に悲しい内容・・・。)

 

<古出神社(リアルでは白川八幡神社)>

「御三家」の一つである古手家の頭首が代々宮司を務める神社で祭神は「オヤシロさま」。創建年代は不明。毎年6月に「綿流し祭」が近郷からの来客も集め盛大に行われる。本殿以外にも境内には集会所が有り、かつては雛見沢村のダム反対運動の中心であった「鬼ヶ淵死守同盟」の本部が置かれていた。また、プレハブ小屋が梨花と沙都子の住まいとなっている(Wikipedia引用)。






かけてある絵馬がもう見るからにひぐらし一色!😂絵馬を見るのも楽しいです。

 

<綿流しの水辺>

雛見沢村で毎年行われる「綿流し」が開催される場所のモデル。本当は川辺まで降りたかったですが、ダム放流のこともあり基本道が封鎖されているようだったので、であい橋の上から撮影しました。※なお、ここは人手が多いので歩いて散策してます。

 
<レナとの待ち合わせ場所>

前原圭一とレナがいつも待ち合わせをする場所。もとの絵を確認したら本当にこのままでびっくりしました。(笑)


 
<魅音との分かれ道>
 
こちらもゲーム場面に登場するシーンですが、 すごく良い場所を切り取っているなぁと感心。😍
手前に丁度『放水銃』がありますが、年に一度点検を兼ねて一斉放水しているそうです。一度は見てみたいですネ。参考 ⇒ https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE071L30X01C21A1000000/


 
<園崎家(リアルでは和田家)>
 
園崎魅音が暮らす園崎家のモデル。ゲームでは左右反転された画像が使用された。
実際は江戸時代に建設された荻町合掌集落でも、最大規模の合掌造りとなっている。

悔みポイント。中を拝観すべきでした。(泣)拝観料は現金しか使えず入れず・・・。😅 次は絶対入ります!


 
<沙都子の家>



 
<「嘘だッ!!!」の坂>
 
レナが豹変した「嘘だッ!!!」の坂。もうちょい手前のほうがそれっぽく撮れたかも。


 
<梨花ちゃんハウス>
 
ここを撮影している人は絶対ひぐらしファンです。(笑)

みんな大好き「梨花ちゃんハウス」。実際はただの倉庫だと思われるが、ひぐらしファンにとっては聖地となっている。はしごも置かれているが、揺らさないように注意。


自転車も入れて撮影。人通りが多めなところでしたが、撮影してるのワタシだけでした。😂


 
<通学路>

作中で登場する通学路。ここ一帯は10%の勾配でやや苦労しました。一番キツイ坂でした。😅しかし景色は良い雰囲気♪




 
<展望台(梨花ちゃんお気に入りの場所)>

『ひぐらしのなく頃に』のゲームスタート画面に使用されている展望台。萩町城があった跡地となっており、白川郷(雛見沢村)を一望することができる。合掌造り一帯を一望できる良い、必ず訪れるべきスポットです♪

再現度チェック。うん、それっぽい!

この場所に来ると、弁当争奪戦のシーンを思い出すことができます。

展望台にあった岩。


さきほどの展望台より少し上にある『城山天守閣|白川郷展望台』。こちらでは記念撮影をしていただき、無料で撮影されたカードを配布していました♪(額入りの大きい写真も別途買うこともできます。)


カフェも併設されており、グッズもかなり揃っていたのでここでいくつか買い物しました。
 
それと少しお食事も。コースターが1枚330円で販売されており(何が出るかはランダム)、『食べ物・飲み物1つにつき1つ購入できる』という面白いシステム。(多分買占め防止的な?)もちろん、2枚買いました。(笑)
食事は『合掌造りチュロス』と『カフェモカ』。おいしゅうございました♪

なお絵馬について注意点があり、先ほどの白川八幡神社には勝手にかけてはダメとのことで、こちらの天守閣展望台のところに絵馬をかけるところがありました。(筆者も記念に一つかけてきました。)

かけてあった絵馬の絵がすごいクオリティだったのでつい撮影。ほんと絵が上手すぎてすごい。 😮


 
<ひき逃げの道>

主人公の前原圭一が白いバンに轢かれそうになった道。マニアックもいいところですね。(笑)


引きの写真も一枚。本当に田んぼの風景が綺麗です♪

 
<前原邸>

合掌集落から2㎞ほど離れたところにあります。歩くと結構な距離かも。
雛見沢村に移り住んできた主人公前原圭一の家。実際は白川クリーンセンターというゴミ処理場となっている。場所は、道の駅白川郷のすぐ裏手に位置している。


改めてみると本当に再現度の高さに驚かされました。作中では家ですが、リアルではクリーンセンターってのもまたびっくりです。


 
<祭具殿>
 
先ほどの前原邸からすぐ近く。(というか白川郷道の駅の目の前です。)
 
作中で拷問具などが置かれていることで有名な「祭具殿」。飯島八幡神社の境内にある建物の一つだが、ひぐらしファンの中では「祭具殿」として認知されている。



<雛見沢ダム(リアルでは御母衣ダム)>

※キャンプ場からのほうが近かったので、別途車で観てきました。

雛見沢ダムやダム反対記念碑のモデルとなったのは白川村・高山市にまたがる電源開発の御母衣ダムである。
当時白川村と荘川村の230戸が水没することで激しい建設反対運動があり、住民により「御母衣ダム絶対反対期成同盟死守会」が結成された。「鬼ヶ淵死守同盟」という組織名は死守会からきている[4]。なお死守会の実質的な指導者は女性であり、本編との類似性が見られる(引用Wikipedia)。

びっくりしたのが雛見沢ダム計画とダム反対運動のストーリーは、この御母衣ダムをモチーフにしているそうです。😲作中に登場する「鬼ヶ淵死守同盟」という組織名は「死守会」より、ダムや記念碑は御母衣ダムのそれをモデルにしているそうです。

ダム湖もすごい綺麗でした。


まさかのロックフィルダム!最近大町で観たところでしたが、まさかここでも観ることができるとは!すごい迫力でした。

巡礼は以上になります。あとで調べてみたらまだまだ見ていなかった箇所が結構あった模様。


合掌造りの中も観れてないので、今度また改めてじっくり見に来たいです。

なお、入江診療所・雛見沢分校は残念ながら建物ごとなくなってしまっています。😥

合掌集落の帰りは登り基調。とはいえ距離15㎞、勾配5~6%と普段は知っているコースに比べればやさしいかな、と。(笑)

 

 

帰り道に気になったスポットを少しご紹介。

 まずはシッタカ橋。なんとなく、ネーミングが気になり・・・。

小さな滝が流れていてとてものどかな風景です♪

こちらは『帰雲城(きうんじょう)跡地』。城跡すら見つからない、幻の帰雲城(かえりぐもじょう)と呼ばれているそうで。

飛騨の国衆・内ヶ島(うちがしま)氏の居城であった。岐阜県大野郡白川村に所在したとされるが、戦国時代の天正(てんしょう)地震によって、城下ごと消滅してしまったとされる。参考サイト https://shirobito.jp/article/221

新しめに建てられた祠もありました。『かつて金銀を産出した白川郷だけに、一夜にして埋没してしまった帰雲城には、内ヶ島氏が蓄えた黄金が埋まっているという伝説が今なおロマンとともに伝えられています。』なんてお話もあるそうです。😊

ゴール地点のひらせ温泉キャンプサイト近くの橋。キャンプ場が丁度右側の箇所になります。本当に過ごしやすい良いキャンプ場でした♪


これで今回の巡礼は完了です。

非常に名残惜しい帰宅となりましたが、帰りは来た道とは変えて『飛騨高山~松本経由』で帰りました。

途中まで対面2車線、というか松本ICまでずーっと対面2車線でした。

高速道路ではなく有料道路だったので、交通費としてはこちらのほうがやさしめかも。景色も高速道路を通るより楽しめるので、こちらルートのほうがいいかもですネ。

※あとで調べたところ、¥2,000ほど帰りの松本ルートのほうが安かったです。💦次回はこちら一択ですね!


<総評>

 またもう一回行きたい!と帰るのが名残惜しくなるくらい、すごく良い旅行でした。😆

 合掌造りの風景は想像以上に癒し要素が多く、時間もなんだか穏やかな流れ方をしているような、和やかな雰囲気でした。

 行くまでの所要時間はいたしかたないですが、時間をかけてでもまた来たいと思ったのはいつぶりでしょうか。

ちょっとした悔みポイントもあり、何より世界遺産をもっと堪能すべきだったのかな、と。なんせ合掌造りの中を見たのが『休憩所だけ』という。。。(苦笑)

 あとあと調べてみたら、こんなに見るところあったんですね。どれか一つでも見学すればよかったです。頭の中が巡礼でいっぱいだったのでしょうがない。😂

https://shirakawa-go.gr.jp/active/

巡礼ポイントも調べると実は観るべきところがあったそうなので、そういった点でもまた行きたいです。 

ひらせ温泉キャンプ~合掌集落は往復35㎞ほど、アップダウンはありますが個人的にそんな苦しまずに気軽に走れるコースでした。(あくまで私は、です。😅)

平均勾配5%くらい?獲得標高も398mほどで、感覚で言うと何に相当するんだろう・・・似たようなコースが思い浮かばないです。💦(長野市内から茶臼山超えて19号線から帰ってくるコース相当?)

 キャンプは事前にある程度食材を買い込んでおいて正解でした。本当は地元産の食材を堪能したかったですが・・・地元の方にはちと申し訳ないですが。😅

 ひらせ温泉キャンプ場も綺麗なキャンプ場で、合掌集落までのアクセスも悪くないので、白川郷で一泊するに丁度良いキャンプ場でした。駐車場までお借りいただいちゃって、いろいろお世話になりました。😄

次回行くときは『世界遺産をもっと堪能する(特に合掌造り内)』『巡礼スポットの見逃しを埋める』この2点ですね!両方いけるかな?😂 

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