【能登半島ライド(穴水-輪島-珠洲-能登町) 2022.9.7(水)】

 能登半島初ライド。数年ぶりとなる長距離ライドです。※福島磐梯山周辺を予定しましたが、悪天候で能登に変更。

距離 161.06 km
平均気温  27.0 °C
高度上昇 1,268.0m
経過時間 9:53:52(休憩含む)
消費カロリー 4,464 C

※ツーリングにおける新型コロナの注意点
https://cycletod.blogspot.com/2020/04/blog-post_19.html
 

 


 <はじめに>


今回は日帰り弾丸ツアーということで、以下ざっくり工程。

長野市 5時出発 ⇒ 能登半島穴水駅 9時半到着 10時出発 ⇒ 10時間ライド ⇒ 穴水駅 20時到着 ⇒ 穴水駅20時半出発 ⇒ 長野市0時半着。

ちなみに能登有料道路が平成25年3月31日正午に無料化になり、『のと里山海道』に変わったことを初めて知りました。😅(筆者の記憶では有料と思ってました。)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nakanotopublic/notosatoyama/syokai.html

都合により日帰りとなりましたが、前泊か後泊入れての1泊をオススメします。😅


 <ライド内容>

 

穴水駅スタートから北上し、輪島市 ⇒ 珠洲市 ⇒ 能都町を時計回りで海岸線を走る工程。全体工程は前半のアップダウンが少し多め、後半はゆるめという感じ。個人的にこの回り方で大正解でした。逆は気持ち的にしんどいかも。


出発地点の穴水駅。

 
電車の駅と道の駅が一緒になっている駅。こちらではあまり見ない形態で少しびっくりです。


『いしかわ里山里海サイクリングルート』なるスタンプラリーがあり、ここはその一つ。アプリを入れれば参加できましたが・・・結局参加せず。😅景品がもらえるそうなので、能登を予定している方は事前にアプリをインストール推奨。

まずは輪島市に向かいます。

走り始めて早速『めっちゃ道路が綺麗で走りやすい!』と感動!交通量も少ないですし、自転車にはうってつけの環境です♪それとブルーラインが終始引かれていて迷うことなく走れたことも嬉しい環境でした♪

20kmほど走り、輪島市内へ。風情ある街並みです。


輪島市内へ入ったところで海の登場♪


海なし県の長野県人にとっての海は特別感ありあり!磯の香りも一気にしはじめ、海にきたー!って感じで改めて海の広大さに感動。


32km地点で第一観光スポット『白米千枚田』へ。筆者もテレビで見たことあるくらい、有名スポットですね。


長野の棚田といえば『姨捨』ですが、こちらは海岸沿いの棚田と超珍しい!景観も最高です♪


日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。

参考 https://wajima-senmaida.jp/


千枚田から5kmほど進み、『輪島塩』なる塩の駅が気になり立ち寄り。


五百年程前から奥能登に守り伝えられてきた揚げ浜式塩田の塩造りだそうです。以前朝ドラでも見かけましたが、これがそうなのか!と訪問。


塩づくり体験もできるそうです。


かえ桶(かえおけ):海水を汲む時の桶。桶1つの容量は約36リットル。


かえ桶を持とうとしたところ、現地のお兄さんに持ち方をとても丁寧にお教えいただきました♪ありがとうございました!このように両肩で持つのが正解。なお、現在の塩造りでは使っていないとのこと。😅



さらに打桶(おちょけ):塩田に海水を撒く際に使用する砲弾型の手桶。の使い方も実際にお兄さんに実演いただき、豪快な海水による潮撒きを見せていただきました。(写真撮り忘れのためおちょけの写真💦)


ついでにソフトクリーム&塩をいただきました。左からきなこ塩・七味塩・塩となっており、いろんなお塩を試しながら食べられます。
アマじょっぱい味になり、やはり塩自体もとてもおいしく、塩分補給にもなる♪
筆者は『ごま味』を選び、まさにごま塩!とてもおいしゅうございました♪


中の様子。


珍しい『塩の結晶』がありました。宝石みたいで綺麗です。

輪島市を抜けて珠洲市へ。

こちらでも塩造りが盛んに行われているようで、道中何か所もこのような塩造りがありました。


『ゴジラ岩』周辺。ゴジラに見える岩ということでしたが・・・実際にどれなのか分からずそのあたりを撮影しました。😅なかなかいい感じの写真が撮れました♪
なお晴れ間がここ以降見えなく・・・。😓


68km地点、能登半島の最北端『聖域の岬 青の洞窟(珠洲岬)』へ。

「ランプの宿」という宿があり、昔は船でしか行けなかったお宿らしいです。いい感じの景観です♪


丁度お昼時だったので買ってあった🍜を。1分でお湯が沸くジェットボイルが大活躍!


道中はほぼコンビニがないので、事前に補給関連を用意することを強く奨めます。(一応地元の個人スーパーはあるので大丈夫ではありますが。)

食事後、68km地点で15時くらい。残り90kmほど・・・頑張って走ります。

珠洲市の道中でお祭りがおこなわれていました。😲特に祝日というわけでもないですが、おそらくこの地域ならではという感じ。石川県らしい派手なお御輿ですごく賑わっていました♪


80km地点『恋路海岸』。海上にある⛩って良いですね♪


85km地点『九十九湾』。イカの駅つくモール・・・何やら巨大なイカが!


つい先日全国ニュースで話題になっていた巨大イカではありませんか!😲ここ九十九湾にあることを全く知らず、偶然見つけた想定外のスポットでした。😂


記念撮影。※撮影協力いただいた方、ありがとうございました。😄


いやー、ほんとでかいですね!(笑)


すっぽり体を入れられるところもあり。子供の遊具として地元の方には非常に喜ばれているそうです。😆


目玉の大きさはヘルメット以上!


上に登ってみると・・・これ以上イカないでねの注意書き。😅


ぎりぎりのところで寝る図。(笑)

お口が開いていたので食べられてきました。😫ケツの穴じゃないですよ。


停泊していた船が『イカス丸』。イカしてます!😆


ここ85kmから先、ほぼノンストップ走行およびナイトライドに入りあまり写真なし。😅

かろうじで夕日を一枚撮影。真っ赤な夕日に染まる海の色がいい感じです。


日没18時頃で130㎞地点、残り30kmほど。ナイトライドの中、20時前に穴水駅前ゴール!

穴水駅を後に能登~長野市内へ車で帰り、0時半ごろ到着。

 
<総評>


前半でじっくり観光、後半は駆け足になりましたが、初めての能登ライドはめっちゃ楽しく走ることができました♪
後半の珠洲市~能都町は狙っていかないとコンビニに行けなかったのがちょい辛かったです。海岸線だけだとほぼコンビニなし。。。

冒頭でも書きましたが今回は長野市から能登穴水駅、車で往復約9時間。 自転車ライド約10時間(160km)。 日帰り弾丸ツアー。

輪島で輪島塩、珠洲市で能登島最北端、能都町で九十九湾の大きいイカと見どころも満載♪
時間があれば最北端の『禄剛崎』に行きたかったかな。 ⇒ https://www.hot-ishikawa.jp/spot/6182
それと現地グルメは何も食べられなかったので、次回はグルメを入れてみたいです。😅

海岸線を走る経験としては『佐渡ロングライド210km』になりますが、筆者主観で比較すると下記の感じ。

●アップダウンは能登のほうがキツメ?登り勾配5%数分 ⇒ 下りの道が何十回も続きました。佐渡のほうがロングストレートが多いイメージ。

●景観がものすごく佐渡に近い!感じがしました。海に近いところを走ってる感は能登のほうかも。

●最北端付近にZ坂に相当する登りあり。Z坂よりきつめ・・・10%が5kmほど続いた感じ?

●佐渡と同様に補給ポイントが少ないですが、地元の個人スーパーが要所にあるので補給には困らないかも?
 
●交通量の少なさが佐渡と同じ感じ。超走りやすいです♪何にしても佐渡を経験されている人なら既視感は結構あります。

●能登には至る所に道の駅がありました!ただ長野の道の駅と違い、資料館だったりトイレだけだったりのところもありました。

今回は能登半島の右上あたりを走破したので、能登半島の左上、能登島等、まだまだ走れるところはあるので、いずれまた行きたいと思います。😄

最後に筆者自身の問題『100㎞超えた辺りから右ひざの裏が痛くなる』症状。💦

翌日には治る症状ですが、いかんせん頻発してまして・・・後日整骨院の先生に相談したところ「左足首がべらぼうに硬いから、右足だけで頑張って漕いでしまって負担がかかっている。(極端に言うと右足だけで踏んでる。)」と診断いただきました。

確かに足首を反らせると『あきらかに左足首が右より曲げられていません』でした。💦
ポジションの見直しというよりも足首の硬さが原因・・・今後乗る前に左足首ストレッチを行ってからライドしようと思います。😖

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